私は「しがない」という言葉の響きが好きです。
決して華やかな言葉ではありません。
むしろ自分を控えめに表現する言葉です。
それなのに、
どこか味わい深く、
人間らしさを感じます。
「しがない」とはどんな意味?
辞書では、
「取るに足りない」
「つまらない」
「身分や立場が高くない」
という意味があります。
例えば、
「しがない会社員です」
「しがない職人ですが」
などの使い方をします。
自分をへりくだって表現する
日本語らしい言葉です。
なぜか嫌な感じがしない
不思議なことに、
「しがない」という言葉には
卑屈な印象があまりありません。
むしろ、
無理に背伸びをしない。
等身大で生きる。
そんな雰囲気があります。
肩の力が抜けていて、
少し粋にも感じます。
人生の味がにじむ言葉
長く生きていると、
思い通りにならないこともあります。
成功ばかりではありません。
それでも毎日を生きていく。
そんな人が、
「しがない者ですが」
と笑って言えたら、
どこか格好いい気がします。
経験を重ねた人の余裕を
感じる言葉でもあります。
言葉の奥にある美学
現代は、
自分を大きく見せる言葉が
増えたようにも感じます。
だからこそ、
「しがない」
という控えめな表現が
新鮮に聞こえます。
謙虚さや誠実さを大切にする
日本語の文化が残っているようで、
少しうれしくなります。
まとめ
・「しがない」は自分を控えめに表現する言葉
・辞書的には謙遜の意味がある
・卑屈というより等身大の印象を与える
・人生経験や人間味を感じさせる
・日本語らしい奥ゆかしさがある
おわりに
オイラは思いました。
年齢を重ねるほど、
「しがない」という言葉の良さが
少しずつ分かってきました。
目立たなくてもいい。
派手でなくてもいい。
自分なりに今日を生きている。
そんな人への温かいまなざしが、
この言葉には込められている気がします。
。
本日の川柳
しがないが 生きてるだけで ネタになる