著者 結城真一郎
いやぁ、タイトルからして気になりますよね。
「真相をお話しします」
って言われたら、
「じゃあ、聞かせてもらおうじゃないの」
となります(笑)
そして読んでみたら……
やっぱり、そう簡単には終わらない。
「あれ?」が増えていく
最初は普通に読んでいました。
「ふーん」
「なるほど」
そんな感じ。
ところが、話が進んでいくと、
「あれ?」
となる。
さらに、
「ん?」
となる。
そして最後に、
「そういうことか!」
となる。
この感じが面白い
自分が勝手に作っていた物語を、
最後にひっくり返される。
こういうの、好きなんですよね。
人って、勝手に決めつける
読んでいて、ふと思いました。
人って、見えているものだけで、
勝手に相手を判断してしまう。
「あの人は、こういう人」
「これは、こういうこと」
と。
でも、本当のところは分からない。
知らない部分が、まだ残っている。
そこを考えさせられました。
小説だから面白い。
でも、これって日常でも同じなんですよね。
ネタバレはしません
この作品。
内容を詳しく書くと、
たぶん面白さが減ります。
なので、今回はあえてここまで。
「どんな話なの?」
と思った方。
そこから先は、自分で読んでみてください。
「あれ?」
と思った瞬間が、
たぶん、この作品の面白いところです。
まとめ
『真相をお話しします』は、
読んでいる自分の予想を、
いい意味で裏切ってくれる作品でした。
「自分の読み、当たってるでしょ」
なんて思っていると、
見事にやられる。
そんな読書でした。
おわりに

オイラは思いました〜。
人間って、
知らないことがあるから面白い。
全部分かってしまったら、
たぶん人生もつまらない。
「分かったつもり」
になったところで、
もう一回、
「本当にそうかな?」
と考えてみる。
小説を読みながら、
そんなことまで考えてしまいました。
本日の川柳
その展開 聞いてないよと 本に言う