人は“新しい区切り”にモチベーションが高まり、
行動を起こしやすくなるという心理効果のことです。
どんなときに起きるの?
たとえば、こんな瞬間に起きます:
新年・誕生日・月初・週の始まり(月曜など)
新学期・新年度・新しい手帳を使い始めた日
引っ越し・転職・転校・入学などのライフイベント
天気が変わったとき(「今日から晴れるぞ!」)
これらは“自分の過去と未来を切り離せる”感覚を生み出すタイミング。
過去の失敗やだらけた自分を一度リセットして、
「よし、今日から変わるぞ」と思えるのです。
たとえば中学生なら…
「4月になったし、今度こそ毎日単語テストの勉強しよう」
「新しいノートに書き始めたから、字をきれいにしよう」
「明日から夏休み。生活リズム、正すぞ!」
「3年生になったし、受験に本気出す!」
…これ、ぜんぶ「フレッシュスタート効果」の影響。
どうやって活かす?
1. 意識して「区切り」を作る
「月初めだからこれを始める」
「手帳の新しいページから目標を書こう」
「明日から〇〇週間スタート!」
2. 周りに宣言する
「6月から運動するって決めたんだ!」
「今週から毎日5分英語やるよ」
自分だけで思っているよりも、言葉にした方が習慣にしやすくなります。
3. “リセットボタン”として使う
過去に続かなかったことでも、何度でも再挑戦していい。
失敗=終わりじゃなくて、再スタートのチャンスに変えられるということ。
まとめ!
今日だって“新しい日”
「もうダメだ」って思ったら、
1日、1週間、1か月…好きな区切りでいいから、
“フレッシュスタート”を切ってみよう。
それだけで、人は意外と変われるものです。
新しい靴を履いたときのように。
新しいノートに1ページ目を書くときのように。
未来の自分に、「いいスタート切ったよ」って言えるように、
次の“区切り”を味方にしよう。
上半期、下半期で分けると6月は2025年度の真ん中。
再確認するにはとても良い機会だね!