「幸せはお金やモノだけじゃなく、誰と生きているかで決まるなぁって思い調べてみました。
2025年 世界幸福度ランキング(上位10か国)
1位 | フィンランド | 8年連続1位!圧倒的安定感 |
2位 | デンマーク | 社会保障と教育の高さで人気 |
3位 | アイスランド | 小国ながらも暮らしやすさ |
4位 | スウェーデン | 働きやすく、育児支援も充実 |
5位 | オランダ | 教育水準の高さが評価 |
6位 | コスタリカ | 初のTOP10入り!自然と笑顔 |
7位 | ノルウェー | 石油資源による福祉が厚い |
8位 | イスラエル | 社会的つながりの強さが特徴 |
9位 | ルクセンブルク | 超高所得国、でも温かい社会 |
10位 | メキシコ | 初TOP10!家族の絆が強い国 |
幸福度ってどうやって決まるの?
このランキングは、国連が後援し、オックスフォード大学などが中心となって毎年出しているもので、以下の6つの項目をもとに算出されます
- 一人あたりGDP(生活の豊かさ)
- 社会的支援(困ったときに助けてくれる人がいるか)
- 健康寿命(元気に長生きできるか)
- 人生の自由度(自分の人生を選べる感覚)
- 寛容さ(他人への優しさや寄付行動)
- 政治や経済への信頼感(腐敗の少なさ)
つまり、「お金があるかどうか」だけじゃなく、人とのつながりや信頼感も大きなカギを握ってるんです!
日本は…何位?
日本の順位は55位(前回51位からダウン)。G7の中では残念ながら最下位でした。
健康寿命や経済力は世界でもトップクラス。でも、「他人を信頼できるか」や「助けてくれる人がいるか」といった人とのつながりの部分が低めなんです。
特に若い世代では「頼れる人がいない」と感じる人が増えていて、孤立感が課題に。
向社会的行動の拡大
パンデミック以降、寄付・ボランティア・見知らぬ人を助ける行動などが世界的に10%以上増加、特にミレニアル世代とZ世代で顕著
食事の共有の重要性
- 他人と食事を共にすることが幸福度に強く関連。
- 一人での食事は幸福度にマイナス影響(例:「1人での食事=タバコ15本分に匹敵」とされる研究も)
- 幸福度上位の国ほど食事共有の頻度が高い傾向
信頼と財布返却期待
- 「紛失した財布を返してもらえると信じるレベル」は国民の幸福度の有力な予測因子。
- 北欧諸国では期待も返却率も高く、日本では近所:36位、見知らぬ人:26位、警察:34位
若年層の孤立とメンタルヘルス
- 世界中で若年成人(18‑29歳)の19%が「頼れる人がいない」と回答(2006年比+39%)
- 特に英語圏諸国では、住宅価格高騰・住宅取得率の低下が若者世代の不満・ストレスの背景に
ブータンの幸福評価の背景
むかし、幸福度1位って聞いた印象があったブータンは?
WHR 2025 では147か国が評価対象ですが、ブータンはその中に含まれていません。
1970年代から独自に 国民総幸福(GNH) を国家指標として採用し、幸福を政策目標にしています
世界基準に換算するとブータンは世界20位程度に相当するとされます
そうだったのか。
まとめ
幸福とは、「自分の人生にどれだけ満足しているか」を自分自身が感じるもの。
その満足度は、お金・人間関係・健康・自由・信頼・優しさの6つの要素で説明される。
この6つが高いほど、人は「今の人生を選んでよかった」と感じやすくなる。
おわりに
社会的なつながり、信頼、共有文化が幸福度に大きな影響を与えている
「共に食卓を囲む」「互いを信じる」「互助行為を評価すること」にあるね。