私たちが暮らすこの宇宙は、いつどのようにして生まれたのでしょうか。
現代の科学がもっとも有力だと考えている答えがビッグバン理論です。
約138億年前、宇宙が「始まった瞬間」
宇宙の始まりは約138億年前。
当時の宇宙は、信じられないほど小さく、超高温・超高密度の状態でした。
そのエネルギーが一気に広がる現象――これがビッグバンです。
「爆発」というより、空間そのものが急激に膨張したイメージに近いと考えられています。
ビッグバンを裏づける証拠
宇宙は今も膨張している
遠くの銀河ほど、私たちから速く遠ざかっていることが観測されています(ハッブルの法則)。
宇宙背景放射
宇宙全体に弱いマイクロ波が満ちており、これはビッグバンの残り火といわれています。
誕生から現在までのざっくり時間軸
ビッグバン直後:素粒子(電子やクォークなど)が生まれる
数分後:水素やヘリウムの原子核が形成
数億年後:最初の星や銀河が誕生
138億年後(現在):地球や私たちが存在する宇宙へ
まだ残る大きな謎
ビッグバンの前には何があったのか?
宇宙の膨張を加速させるダークエネルギーの正体は?
宇宙は無限なのか、それとも終わりがあるのか?
日常にたとえると
宇宙の膨張は、風船が膨らむようなもの。
風船の表面に描かれた星(銀河)同士が、膨らむにつれて自然に離れていく
これが現在も続いている宇宙の姿です。
宇宙の起源を探ることは、「私たちはどこから来たのか」という
人類最大の謎に挑む旅でもあります。
最新の望遠鏡や観測技術によって、これからさらに新しい発見が増えていくでしょう。
おわりに
小学生でも気になる宇宙のこと、オイラも気になることを何回かに分けて調べようと思います
教科書に書いてあったこと、今更聞けないことを復習します。
本日の川柳
ダークマター 触れたいけれど 正体不明