昭和の香りと港町の誇り――崎陽軒シウマイ弁当
横浜と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「中華街」かもしれません。
しかし、横浜の庶民の味といえば、やっぱり崎陽軒のシウマイ弁当。
ホームでも、街の売店でも、その黄色い包み紙を見つけると、どこかホッとする人も多いはずです。
変わらぬ味、変わらぬ佇まい
一見シンプルですが、ひとつひとつの味が主張しすぎず、弁当箱の中で見事に調和しています。
冷めてもおいしい理由は、調味料の加減と素材の水分コントロール。
シウマイのあの味は、横浜の味
主役の「昔ながらのシウマイ」は、豚肉と干し貝柱のうま味がギュッと詰まった一品。
小ぶりながら、噛むほどに旨味が広がり、ご飯が進む。
このしょっぱさの中の甘みこそ、昭和の横浜を思わせる懐かしい味わいです。
そして忘れてはいけないのが、黄色い小袋のからし。
ピリッとした刺激が、シウマイの旨味をさらに引き立てます。
マグロ照り焼きの甘辛さ、筍煮のやさしさ、玉子焼きの甘み——
すべてが「バランス感覚」に満ちているのです。
ひと口の幸せ
この弁当の最大の魅力は、「どこで食べても旅気分になれる」ところ。
車窓を眺めながら、箸でシウマイをつまむ。
その瞬間、誰もが旅人になるのです。 昭和から令和へ、時代は変わっても、シウマイ弁当の包み紙を開ける時のワクワク感は変わりません。
まとめ
シウマイ弁当の魅力を語る!は、派手さではなく、安心と誠実さの積み重ね。
崎陽軒のシウマイ弁当は、ただの駅弁ではありません。
おわりに
ランチに知人が買ってきてくれました。じっくりっ食べ進めると
具材一つ一つがやたら旨いバランスだった。価格は¥1070
昭和40年代の世代にはもう¥1000超えているのか?
と、思いましたが企業努力でクオリティを保っているのは日本人の誇り(笑)
本日の川柳
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