「老害(ろうがい)」とは、本来年長者が過去の価値観を押しつけたり、時代の変化を受け入れられないことで、周囲の成長を妨げてしまうことを指します。
ただ最近では年齢に関係なく、アップデートを止めた人を広く指す言葉として使われるようになっています。
気づかない理由3つ
①「経験が正しい」と信じて疑わない
長年の経験は貴重ですが、時代が変われば正解も変わります。
ところが、「自分のやり方が一番だ」と思い込む人ほど、自分の意見が時代遅れだと気づけません。
② 周囲が指摘しづらい雰囲気を作っている
あの人に言っても無駄とか怒らせたくないという空気があると、誰も本音を言えません。
結果として本人は「自分は慕われている」と勘違いしてしまいます。
③ 批判攻撃と受け取る
若者の意見を「反抗」「生意気」と捉え、対話のチャンスを逃してしまう。
建設的な意見交換より、プライドを守ることを優先してしまう傾向があります。
「気づける大人」はどう違う?
若者の話を一度受け止める
「昔はこうだった」ではなく「今はどうか」を考える
「教える」と「学ぶ」が両立している
そんな姿勢を持つ人は、年齢に関係なくカッコいい大人として尊敬されます。
おわりに
「老害」って、年齢じゃなくて心のアップデートを止めた瞬間に始まるんだ。
逆に言えば、何歳でも進化系オトナになれるってこと。
本日の川柳
これ常識 更新止まって 十年目