暮らしの横に、いつも酒があった時代。
特別なイベントではなく、
日常の延長線。
「酒が主役」というより
仕事終わり。
現場終わり。
失敗した日。
理由はないけど、なんとなく。
「今日は飲むか」ではなく、
「今日も飲むか」。
それが自然でした。
憩いの場所20代は
新宿、池袋、赤羽、板橋界隈。
背伸びして渋谷、六本木、麻布十番かな。
酒のかたち
主に飲まれていたのは、
あえて、店名は出さないが
・日本酒(常温や燗)
・焼酎(酎ハイ)
・ビール(銘柄自由)
ウイスキーはまだ高級。
ワインやカクテルはデートだけ。
赤ちょうちん。
立ち飲み屋。
思い出横丁が多い。
駅前の小さな居酒屋。
メニューは焼き鳥、煮込み、冷奴
枝豆、魚介類がマスト。
「何を飲むか」より
「誰と飲むか」が大事な時代。
酒は、気持ちを切り替えて
人と人をつなぐ場でした。
この世代が20歳になったのは
1988年〜1989年。
バブル景気の入口からピークへ。
「飲める=一人前」
そんな空気がまだ残っていました。
会社帰りは居酒屋。
上司にお酌。
二次会、三次会。
断るより、乗る。
その背中を見て育った世代。
象徴のひとつがカラオケ一曲200円
今のような歌い放題ではなく、
だからこそ真剣に選ぶ。
イントロが流れる緊張感。
サビで全力。
外しても拍手。
仕事のうんちくを聞いて覚えた記憶が残る。
飲み方の変化
若い頃は勢い。
量も飲む。
二日酔いも武勇伝。
今は50代後半。
健康診断の数値。
量より質。
あの頃のカラオケ、イントロが心の中で鳴り出す。
飲みに行くことがかっこいいと思ってた。
おわりに
オイラは、
その空気を吸って育った世代
酒で笑い、歌い、失敗し、学んだ。
酒を語らず、背中で生きていた
終電を 見送る勇気と 後悔と。
今は療養中、懐かしいですね。
本日の川柳
赤ちょうちん とりあえず生 永遠に