著者は、推理小説の女王
アガサ・クリスティ。
ミステリー好きなら、
一度は名前を聞く作品です。
再読後にまず思ったのは、
「これ、今読んでも全然古くない…」
(ネタバレ注意)
孤島に集められた10人
物語は、
それぞれ秘密を抱えた男女10人が、
孤島に招待されるところから始まります。
しかし招待主は現れず、
謎の声が全員の過去の罪を暴露。
そこから、
童謡になぞらえるように、
1人ずつ消えていきます。
タイトル通り、
本当に誰もいなくなる。
この設定だけでも、
かなり不気味です。
犯人探しが本当に難しい
この作品の凄さは、
「全員怪しく見える」ところ。
しかも、
登場人物が減るほど、
逆に分からなくなる。
読んでいる途中、
何度も犯人予想をしました。
でも、ことごとく外れました。
ミステリー作品は、
途中で何となく読める場合もあります。
でもこの作品は、
最後まで本当に分からない。
そこが凄いです。
罪というテーマが重い
単なる殺人ミステリーではなく、
テーマはかなり重いです。
「法律では裁けない罪をどうするのか」
ここが物語の核心。
登場人物たちは、
完全な悪人とも言い切れない。
でも、
誰かの人生を壊している。
だから読んでいて、
単純に被害者として見られない。
そこに独特の怖さがあります。
タイトル回収が鳥肌
終盤の展開は有名ですが、
やはり衝撃でした。
読み終えたあと、
最初のページに戻りたくなる作品です。
伏線の置き方も見事。
「あれはそういう意味だったのか…」
となる場面が多いです。
何十年も読み継がれる理由が、
よく分かりました。
まとめ
『そして誰もいなくなった』は、
・孤島ミステリーの完成形
・犯人予想が本当に難しい
・心理描写が不気味で深い
・罪と裁きがテーマ
・今読んでも古さを感じない
そんな作品でした。
おわりに

オイラは思いました~
高校生の時にミステリーというのは
こういうものなんだ。
そう気づかせてくれた作品です。
今読むとテンポが遅い作品もあります。
でもこの作品は、
ページをめくる手が止まりませんでした。
「名作って、時代を超えるんだな」
いまの「イヤミスの嬢王 湊かなえ」さんとか
影響を受けていると思うと感慨深いな。
本日の川柳
密室の トリック聞いても 覚えられん