欲張りから生まれた名作料理
突然ですが、皆さん「カツカレー」って、どこで最初に食べましたか?
レストラン? 学食? 社食? あるいは家庭の食卓?
今や当たり前のように存在するこの料理、でもふと疑問が湧きました。
「そもそもカツカレーって、いつ・どうやって誕生したんだろう?」
カツカレーの起源
カツカレーが誕生したのは、1950年代の東京・銀座。
老舗洋食店「グリルスイス」での、ある一人のプロ野球選手のリクエストがきっかけです。
その人物とは、読売ジャイアンツの千葉茂(ちば しげる)選手。
彼はある日、こう言いました。
「カレーライスにトンカツをのせて出してくれないか?」
つまり、どちらも食べたかったのです。店側はその要望に応えて提供しました。
それが、日本で最初のカツカレーだったとされています。

会社員A:「お昼、何食べようかなぁ。揚げ物食べたいし、でもカレーも惹かれる…」
同僚B:「そんな時は迷わずカツカレーだよ。欲張っていいのよ(笑)」
そう、カツカレーって、「どちらかを選べない」人のためのメニューなんです。
選べない、優柔不断じゃなくて、「どちらも捨てがたい」正直な感情ですよね。
カツカレーから学べること
意外かもしれませんが、カツカレーは“発想の転換”から生まれました。
常識にとらわれず、別の料理を組み合わせてみる
客の声を素直に取り入れる柔軟な対応
「これアリ?」を試してみるチャレンジ精神
料理という世界でも、革新は小さな気づきと柔軟さから始まるんですね。

まとめ
カツカレーは1950年代、銀座の洋食店「グリルスイス」で誕生
プロ野球選手の一声がきっかけ
カレーとトンカツという人気メニューの合わせ技
現代では「欲張りでもいいんだよ」というメッセージ性もある
おわりに
今夜の、献立、迷っている方へ。
「トンカツもカレーも食べたい」なら、遠慮せず、カツカレーにしましょう(笑)
組み合わせは無限だね、「ロールキャベツとクリームシチュー」なんてもあり。
欲張りは、時に人生を豊かにしてくれます。お腹減った!