著者 青山 美智子・朱野 帰子・一穂 ミチ・奥田 亜希子・西條 奈加
お酒より気になったのは、そこにいる人でした。
お酒をテーマにした5つの短編です。
タイトルからして、もう飲みたくなります(笑)。
でも読んでいて感じたのは、
「これ、お酒の話だけじゃないな」
ということでした。
お酒があると、本音が出る?
ビールだったり、カクテルだったり、日本酒だったり。
それぞれのお酒が物語に登場します。
でも、面白かったのはお酒そのものより、
そのお酒を誰と飲んでいるのか。
そこでした。
一人で飲む。
誰かと飲む。
楽しい時に飲む。
ちょっと寂しい時に飲む。
同じ一杯でも、気分によって味まで変わりそうです。
ちょっと自分のことも考えた
お酒を飲む場面って、なぜか記憶に残ります。
「誰と飲んだか」は覚えているのに、
何を話したかは忘れている。
そんなこともあります。
逆に、何気ない一杯だけ妙に覚えている。
今回の本を読んで、
自分にもそういう酒の記憶があるなぁ……
なんて、ちょっと昔を思い出しました。
短編集なので、5つの物語をサクサク読めるのもいいところ。
全部が同じ味じゃない。
そこも面白かったです。
まとめ
『ほろよい読書 おかわり』は、
お酒を入口にして、人の気持ちを覗いてみるような短編集でした。
お酒が好きな人はもちろん、
「人の話」が好きな人にも合いそうです。
読後に一杯飲みたくなるのは、ちょっと困りますけど(笑)。
おわりに

オイラは思いました〜。
本を読んでいると、
「そうそう、こういうことあるよな」
と、自分の記憶まで引っ張り出されることがあります。
本日の川柳
本の中 酒飲む人が うらやましい