今回読んだのは、青山美智子さんの『月の立つ林で』。
人と人とのつながりって、不思議なものですね。
自分では関係ないと思っていた人や出来事が、思わぬところでつながっていたりする。
そんな縁のおもしろさを感じた作品でした。
バラバラの人生がつながっていく
さまざまな事情を抱えた人たちを描く連作短編集です。
物語の中で登場人物たちをつなぐのが、あるポッドキャスト番組。
それぞれ別の人生を歩んでいるのに、少しずつ接点が見えてくる。
「あれ? ここでつながるんだ」
そんな発見が楽しい。
人の縁って、目に見えるものばかりじゃないんですよね。
自分が知らないところで、誰かの人生と交差している。
そう考えると、なんだかおもしろい。
オイラの人生も、縁だらけ?
オイラも、これまでいろんな人と出会ってきました。
今でも付き合いが続いている人もいれば、すっかり疎遠になった人もいる。
あのとき、あの人と出会わなかったら。
あの場所に行っていなかったら。
今の自分は、まったく違う人間になっていたかもしれない。
そう考えると、人生って不思議です。
もちろん、すべての出会いが良い思い出というわけでもありません。
正直、思い出したくないことだってある(笑)。
でも、そんな経験も含めて今の自分がいる。
そう思うと、無駄だったと簡単には言い切れないんですよね。
この作品を読みながら、そんなことを考えました。
まとめ
『月の立つ林で』は、別々の人生が少しずつつながっていく物語。
誰かとの出会いや、何気ない出来事。
その意味は、その場ではわからないこともある。
あとになって「あれがきっかけだったのか」と気づくこともあるんでしょうね。
おわりに

オイラは思いました。
人生、誰と出会うかでずいぶん変わる。
でも、どんな人と出会うかは、自分で全部選べるわけじゃない。
だからこそ、おもしろいのかな。
これから先、どんな出会いがあるのか。
家にいる時間が長くなった今でも、本やブログを通じて新しい世界に触れることができる。
人とのつながりって、直接会うことだけじゃないんですよね。
そんなことも感じた一冊でした。
本日の川柳
人の縁 たどればだいたい 飲み仲間