中学生にもわかる、プロスペクト理論

プロスペクト理論 こういうのでいいんだよ

もらうより、なくす方がイヤ?

ちょっと不思議でおもしろい心理学の話をするね。

プロスペクト理論」って聞いたことある?

なんか難しそうな名前だよね。でもね、

日常でもめちゃくちゃ感じてることなんだよ。

たとえばこんな場面、どう思う?

いまからキミに1万円あげるよ!

って言われたら、なんかニヤニヤしちゃうよね。

何買おうかなって。  でもさ、

「ごめん、やっぱさっきの1万円、ナシ!

って言われたらイヤじゃない?

なんか悲しくなるし、怒りもわくかも。

この「なくしたときのイヤさ」の方が

もらったときのうれしさ」よりも大きく感じる。

これが”プロスペクト理論の損失回避(そんしつかいひ)

っていう考え方なんだ。

人間って「損するのキライ」な生き物

人ってね、「得をすること」よりも「損をしたくないこと」に

強く反応するんだって。

だから、スーパーでよく見かける「今だけ半額」とか

「今日中に申し込まないと損かも」って広告

あれってまさに、「損したくない!」って気持ちを利用してるんだよ。

じゃあ、どうすればこの心理にまけない?

「あれ?これってホントにお得? それとも“損しないように”って思わされてるだけ?」

「今すぐ買わないと…って思ってるけど、落ち着いて考えたら別に急がなくていいかも?」

って、一歩冷静になれるようになるんだよね。

それって、大人でもむずかしいけど、知ってるだけでちょっと強くなれる!

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