グラスひとつで、毎日の時間がちょっと特別になる。
そんな経験、ありますか？
今日ご紹介するのは、日本の伝統工芸「江戸切子（えどきりこ）」。
お酒好きの人や、伝統工芸が好きな人にはおなじみですが、若い世代や海外の人にも人気です。
キラリと輝く、手仕事の結晶
江戸切子の最大の魅力は、光とカットの共演。
麻の葉、矢来、市松など、江戸っ子らしい粋な模様がガラスに彫り込まれ、光を受けてキラキラと輝きます。
しかも、すべてが職人の手しごと。
ひとつひとつ手彫りだから、「まったく同じものはない」んです。
まさに、自分だけの一品。
和の色彩に、心がなごむ
江戸切子には、紅（べに）や瑠璃（るり）、翡翠（ひすい）といった和の色ガラスが使われています。
お酒や冷茶を注ぐと、グラスの中に光と色がゆらめいて
それだけで、なんだか贅沢な時間に早変わり。
日常づかいで気分が上がる
高級そうで、使うのもったいない？
いえいえ、江戸切子は使ってこそ価値がある工芸品。
朝の一杯のお水、夜の焼酎、来客用のおもてなし。
実はとても頼れる存在なんです。
ギフトにもぴったり
結婚祝い、還暦、母の日・父の日、海外の方へのおみやげ
「センスがいいね！」と喜ばれる、人気の贈り物です。
高級感があるのに、やさしさと温もりもある。
そんなところが、江戸切子のすごいところ。
まとめ
江戸切子は、「美しさ」「実用性」「物語」のすべてを兼ね備えたガラスの芸術品。
食卓に、リビングに、そしてあなたの手元に
日常をちょっと豊かにするグラスを、ぜひ迎えてみてくださいね。
気になる方は、東京・浅草や亀戸の工房やショップをのぞいてみるのもおすすめ！
おわりに
他のグラスと何が違うの？
琉球ガラス（沖縄）はぽってり優しい形と色合いが魅力
バカラ（フランス）は高級感と重厚さが特徴
江戸切子は「日本の繊細さ」と「手仕事の美」
そこには、日本の美意識と、職人の魂がこめられています。
日々の生活に、ちょっとだけ豊かさをプラスしてみませんか？