「カノン」って言葉、
音楽の話でよく出てきますよね。
でも正体はシンプル。
同じメロディを、時間差で重ねる技法。
これがカノンです。
いちばん有名な例
よく知られているのが、
バロック時代の作曲家
Johann Pachelbel の
Canon in D。
結婚式で流れる、あの曲です。
最初の楽器がメロディを弾く。
少し遅れて、別の楽器が同じメロディを弾く。
さらにまた重なる。
ズレているのに、きれいに響く。
これがカノン。
もっと身近に言うと
「かえるのうたが〜♪」
これ、輪唱ですよね。
輪唱=カノン。
つまりカノンは、
難しいクラシック理論ではなく、
追いかけっこメロディなんです。
なぜ心地いいのか?
・同じ旋律だから安心感がある
・時間差があるから立体的になる
・重なりで厚みが生まれる
単純なのに、深く聴こえる。
だから何百年も演奏され続けているわけです。
音楽以外の意味もある
ちなみに「カノン」は
「規範」「基準」という意味でも使われます。
でも音楽の話なら、
時間差コピーの美しさ
これだけ覚えておけば十分です。
カノン調は歌謡曲に多い
日本の歌謡曲やJ-POPにおいて
「カノン進行(カノン調)」は、
まさに黄金律ですよね。
パッヘルベルの『カノン』で使われる
コード進行をベースにしたものですが、
なぜあんなにも私たちの
琴線に触れるのでしょうか。
なぜ歌謡曲に「カノン進行」が多いのか?
強烈な「安心感」と「切なさ」
ベース音がド・シ・ラ・ソ…
と階段を下りていくような
順次進行が含まれるため、
聴き手に「スムーズで美しい」
という安心感を与えます。
同時に、その下降していく感じが、
日本人の好む「情緒的な切なさ」
を演出するのに最適なんです。
おわりに
オイラは、勘違いをしてました。
カメラの精密機器メーカー
Canonキャノンがここからきていると
観音菩薩の「観音(Kwanon)」が由来。
あぁ~やっちまった。
本日の川柳
安心の コード進行 依存症