ラーメンの味は忘れても、人の温かさは忘れない。
オイラにとって大勝軒は、まさにそんな店でした。
山岸さんの中華そばが好きだった
大勝軒といえば特製もりそば。
つけ麺の元祖として有名です。
でも一番好きだったのは中華そばでした。
たっぷりの自家製麺。
食べ応えのある分量。
優しくも力強いスープ。
お腹いっぱい食べてもらいたい。
そんな山岸一雄さんの気持ちが伝わってくる一杯でした。
東池袋と滝野川を行き来した日々
当時は東池袋本店だけでなく、支店第1号として知られる滝野川店にも通っていました。
滝野川店は飛鳥山の近くにありました。
現在の東池袋大勝軒店主の飯野さんが切り盛りしていた頃です。
どちらの店も自宅から同じくらいの距離でした。
そのため気分によって行き先を決めていました。
今振り返ると、とても贅沢な時間だったと思います。
あつもりだけは少し苦手だった
大勝軒では「あつもり」も人気でした。
ただ、滝野川店のスープは少し甘く感じました。
もちろん好みの問題です。
だからこそ中華そばを選ぶことが多かったです。
今も受け継がれる大勝軒の精神
山岸さんが亡くなられてから長い年月が経ちました。
それでも味と精神は今も受け継がれています。
店舗は移転しても、あの大勝軒の味を楽しめることは本当にありがたいことです。
長年愛され続ける理由は、ラーメンの美味しさだけではないと思います。
食べる人を大切にする心が、多くの人に伝わっているからではないでしょうか。
山岸さんの味を思い出す店

今でも山岸さんの中華そばを思い出す店があります。
それが駒込の「麺屋ごとう」です。
もちろん同じ味ではありません。
ですが、一口すすった時に感じる懐かしさがあります。
ふと昔の大勝軒を思い出させてくれる大切な存在です。
まとめ
・大勝軒は味と人柄の両方が魅力だった
・特製もりそばより中華そばが好きだった
・東池袋と滝野川を行き来した思い出がある
・滝野川店のスープは少し甘く感じた
・今も継承された味を食べられることが嬉しい
・麺屋ごとうには山岸さんの面影を感じる
おわりに
オイラは思いました。
本当に良い店というのは、味だけが記憶に残るのではないのか
もしれません。
店主の笑顔や空気感、過ごした時間まで思い出になるのだと思います。
大勝軒の暖簾を見るたびに、ラーメン一杯の向こう側にいた山岸さんの優しさを思い出します。
それは年月が経っても色あせない、かけがえのない思い出です。
本日の川柳
山岸さん 空の厨房 忙しそう