味覚の「普通」はどう決まる?

こういうのでいいんだよ

地域・育った環境・だし文化で変わるおいしいの基準

味覚の基準は、

「生まれつき」よりも、

育った家庭

地域の食文化

食べ慣れた味

経験した記憶

によって大きく作られます。

つまり、「おいしい」は、

かなり学習されている感覚なんです。

だから関東と関西で「だし」が違うのも、

実はとても自然なことなんですね。

味覚は5種類だけ

人間の基本味覚は主に5つです。

甘味

塩味

酸味

苦味

うま味

この中でも日本の食文化で特に重要なのが、

「うま味」です。

これは昆布のグルタミン酸、

かつお節のイノシン酸などで感じます。

日本は世界的にも、

「だし文化」が強い国です。

関東はかつお、関西はこんぶ?

よく言われるのが、

関東=かつおだし

関西=こんぶだし

という違いです。

これは実際かなり根拠があります。

関東は昔から、

濃口しょうゆ文化とかつお節文化が強め。

香りが立ちやすく、

輪郭のはっきりした味を好む傾向があります。

一方の関西は、

昆布だしを活かした薄口文化。

素材の味や、

やわらかいうま味を重視する傾向があります。

うどんのつゆの色を見ると、

違いが分かりやすいですね。

なぜ地域で味が違うのか?

理由はシンプルです。

「子供の頃に慣れた味」が、

その人の基準になるからです。

例えば、

毎朝みそ汁を飲んで育つ

濃い味のおかずが多い

薄味中心の家庭

甘い卵焼き文化

こうした積み重ねで、

脳が「これが安心」「これが普通」と覚えます。

実際、研究でも、

幼少期の食習慣は大人の嗜好に影響すると言われています。

味覚は舌だけではない

実は味覚は、

舌だけで決まっていません。

かなり大きいのが、

香り

見た目

温度

記憶

です。

例えば、

同じポテトチップスでも、

「パリッ」

という音が弱いだけで、

おいしさ評価が下がる研究もあります。

また、

子供の頃の思い出の料理は、

実際以上においしく感じることがあります。

味覚は、

かなり「脳」で食べているんですね。

静岡県が日本の真ん中,説は本当?

これは半分本当です。

食品メーカーの商品開発では、

「全国平均」に近い地域を参考にすることがあります。

その中で静岡県は、

東西文化が混ざる

人口構成が比較的バランス型

関東と関西の中間

という理由から、

マーケティング調査で使われるケースがあります。

ただし、

「日本の中心だから必ず静岡で調査する」

というわけではありません。

実際は商品によって、

首都圏重視

関西重視

全国サンプル

など分けて調査しています。

でも静岡が、

「味覚バランスを見やすい地域」

として扱われることは確かにあります。

味覚は変わっていく

若い頃は、

脂っこいものが好きだったのに、

年齢とともに、

だしや素材の味を好む人も増えます。

これは加齢だけでなく、

経験

健康意識

体調

記憶

などが関係しています。

つまり味覚は、

固定された能力ではなく、

人生と一緒に変化していく感覚なんですね。

まとめ

・味覚の基準は「慣れ」が大きい

・地域文化で普通の味は変わる

・関東はかつお、関西はこんぶ文化が強め

・味覚は舌だけでなく脳や記憶も関係する

・静岡県は東西の中間として調査対象になりやすい

・味覚は年齢や経験でも変化する

おわりに

オイラは思いました〜。

「おふくろの味」が強いのって、

結局、味だけじゃないんですよね。

その頃の安心感まで一緒に記憶している。

関西の滋賀県に行ったとき、

どん兵衛と黒七味を夜食に出してくれました。

しばらくカップ麺を食べていなかったのか

衝撃的に旨く感じた。出汁も七味も関東と違い驚きました。

本日の川柳

関西の だしに驚く 関東民

タイトルとURLをコピーしました